• TOP
  • スマイルワーク インタビュー
  • 笑顔通信
  • トピックス&イベント
  • スマイルワークプロジェクトとは

番外編★【海外ワーキングガール事情 Vol.3 後編】香港でエステサロンを経営アジア各国に美容情報も発信中

640×480
杉村さとりさんコラム用

香港在住の杉村さとりさん

今回は前編に続き、香港の一等地でエステサロンを経営する杉村さとりさんのレポート記事です。 同じアジアでありながらも日本では考えられないような香港人の生活習慣などもあわせて、興味深い記事をご紹介します。

いたる所に漢方ドリンクバーが!

(以下香港在住の杉村さとりさんよりお伝えいたします)

 中国の食について先ほども少し触れましたが、さすがに中国四千年の歴史とは言ったもので、日常生活に中医学 (中国に伝わる伝統医学)が所どころに入っています。中医学の考え方のひとつ、「医食同源」の概念が根づいているのです。 たとえばレストランでは、最初の付け合わせが胃腸の調子を整えるものだったり、中華料理と共に飲む中国茶には脂っぽいものを 分解する力があります。

また、町の至る所に漢方ドリンクバーのようなものがあります。中医学では、弁証論治(べんしょうろんじ)という方法で身体を診ます。弁証論治とは、現在の身体の「証」(しょう)、 いわゆる症状│顔色や脈、五官に出る症状などを見て身体のどこに病が潜んでいるのかを判断し、その時どきの症状により、 治療法を変えていきます。たとえば、風邪とひとくちに言っても、熱が高く顔が赤い場合の治療と、熱が下がり顔が蒼白、 体温が低い場合の治療とは異なります。風邪一つとっても経過や症状により対応していくわけです。

03

▲漢方薬のドリンクバー

ドリンクバーでも簡単に症状を伝えると、それに見合う煮だした漢方ドリンクを出してくれます。 また、規模の大きいドリンクバーには中医のドクターも常駐しており、舌、脈、目をその場で見て健康状態を判断してくれます。親戚、家族を大事にする香港ならではなのですが、昔ながらの漢方スープの作り方や、食べ合わせなどを幼いときからしっかりと食卓の場で学ぶ事ができます。現在の日本の食卓文化とは、多いに違うのではないでしょうか。

香港は、海に囲まれた香港島と中国大陸とつながった九龍側があるのですが、お休みの日などは日帰りで中国大陸に行ったり、離島に渡りバーベキューをしたりして過ごします。 また、税金が安いため、町中にあるショッピングセンターなどで買い物を楽しんだりもします。全ての行動が30分〜1時間もあれば 十分に活動でき、日帰りで中国大陸へ行けたり、海や山に行ける環境は香港ならでは!だと思います。

04

▲香港に遊びにきた友人と

また、イギリス領だったこともあり、クリスマスやイースターなどの休暇がかなり長いのが特徴。 そのため、ほとんどの現地の人は 香港を出て旅行に行く事が多いです。空港へも30分ほどで行け、空港行きの電車も15分に1本通っており、インタウンチェックインといって空港に行かずして チェックインカウンターがあります。とにかく各国から香港へ来る旅行客も多いため、スーツケースを持つ人がとても利用しやすいような 工夫がされているのも自由港ならでは。 とくにアジア各国などにはとても便がよく、3時間弱でバンコク、マレーシア、フィリピン、もう少し時間をプラスすればシンガポール、 インドネシアなどにもすぐに行けるため、連休のお休みの予定は1年前に立てる方も多いです。

05

▲近隣国ベトナムへ両親と

自分の意見を持つことが重要

そんな活気あふれる香港に来て一番思った事は、「自分の意見をしっかりと持つ」「やりたい事を明確にする」ということです。これは海外どこにいてもそうなのかもしれませんが、とくに海外で仕事をする場合、〝中途半端がない!〞ということです。 イエスなのかノーなのか、したいのかそうじゃないのか。日本のように優れたサービスで機転をきかせて対応してくれるなどという事などはほとんどありません。そのため、「何をしてもらいたいのか」をはっきり伝えるということをこちらで学びました。

これは自分のお給料にも反映してきて、香港の現地の人は「私はここまで仕事ができるのだから、これだけの金額をもらわないと!」と 自分で自分を評価します。簡単に言うと「自分プロデュースがとても上手」なのだと感じます。

またレストランでおしゃべりに夢中になっていると、ウェイターが食事が終わったのかと思ってほとんど手をつけていないお皿を下げてしまう事がよくあります。 日本の場合だと、下げられてしまったら何も言えない場合が多いでしょうが、香港では「まだ食べる!」「下げないで!」とはっきり言います。そうしないと食事にありつけませんから(笑)。香港の社会において「自分自身の意見をもち、それを相手に伝える」という事は本当に必要な事なのです。自分がやらなければ、行動しなければ何も動いていかないのですから。香港にいるとそうしたコミュニケーション力が養える気がします。

こちらに来てからあっという間に9年の歳月がたち、現地で離婚も経験し、起業し、スタッフを雇用し会社を設立しました。 そこで思った事は、言葉がしっかりと話せなくても自分のビジョンをもち、「こうしたい! こうなりたい!」と思う事、その気持ちさえあれば、 自分がどのように行動すればいいのかが必然的に見えてくるのではないかと感じます。

現在では、香港で宣伝の為に最初に立ち上げたブログが、一日6000人から多いときには1万人に見てもらえるブログとなりました。 その結果、香港だけにとどまらず日本にも会社を設立し、香港から日本への美容情報を発信したり、日本の情報を香港に発信したり、 近隣国タイやシンガポールでの仕事がつながっていったりと、様々な方向で自分のやりたいイメージを発信していく事ができるようになってきました。

日本国内で会社員として働いていたときは、会社に守られ、国に守られ安心して生活できた事はとてもよかったと思います。しかし、海外に住んで現地に触れる事により、いままでの自分が考えつかないような発想、展開ができるようになりました。そして視野が とても広がりました。この充実感は会社員時代には味わえなかったことで、より幸せを感じ、それに感謝しています。

06

▲取り扱い商品のオープニングパーティ

ブログ  「エステサロンshineの裏のうら。。。in香港」 
サロン  「Shine」ホームページ

〈新しい美容の形〉 DNA美容
自分のDNAを調べることにより、なぜ太りやすいのか、なぜしみが出来やすいのか、なぜお腹に脂肪がつくのかなど遺伝子レベルで自分の現在のトラブルが分かります! 一生変わる事のないDNA検査でこれからの美容が手にとるように分かります!

DNA美容についてはこちらのHPをご覧ください

転載元「研修出版発行 月刊OLマニュアル 2014年3月号 35頁から40頁掲載」(WEB転載許諾取得済)